チャッキラコ

国の指定重要無形 民俗文化財

「チャキラコ」は、女性だけの小正月の行事で、三崎の仲崎・花暮地区に伝わっています。昔から1月15日に行われていましたが、成人の日の休日の変化に伴い、一時は休日にあわせ行われました。しかし、三百年もの間、1月15日に行われてきたものを、毎年日を変えて行うというのもいかがなものかと言う意見から、文化庁の見解を問い、文化庁の「今までの文化歴史を重く受け止めるのならば、1月15日がのぞましい」という事から、県文化財保護課・市文化財保護委員会・保存会はそれを受け、現地公開を毎年、1月15日とすることに決定されました。

踊りは、唄い手の唄にあわせて、曲目により扇を1本、あるいは2本持って踊ります。そのうちの1曲だけは、チャッキラコと呼ばれる持ち物を持って踊るので、名前の由来はそこからのものと思われます。
曲目は「初いせ」、「ちゃっきらこ」、「二本踊り」、「よささ節」、「鎌倉節」、「お伊勢参り」の6曲からなっていますが、全てを総称して「チャッキラコ」と呼ばれています。

午前10時頃、本宮の前で、海南神社の神主のおはらいを受けた後、家内安全・商売繁盛・大漁祈願・海上安全などの願いを込め、踊りを奉納します。
その後、海南神社に奉納。
衣装を水干、烏帽子に緋の袴に替えたのち、仲崎と花暮の竜神様の前で踊りを奉納。
午後からは、夕方まで商店などの各家々にて踊りを踊ってまわります。

伝説には

《扇》海南神社の祭神藤原資盈の奥方 盈渡姫が、村の娘に教えたというもの

《綾竹》三崎に来遊していた源頼朝が、海辺で磯取りをしていた親子連れの女に踊りを所望したところ、「私は年老いたので、代わりに娘に踊らせましょう」と、小竹(落ちていたものを拾った/竹薮から切ってきた)それを持って娘が踊り、母が歌ったというもの


 

独立行政法人文化財研究所
東京文化財研究所

 民俗芸能関係のリンク集に載せていただきました
 
   
踊りと歌
 
 

チャッキラコ   
   

チャッキラコ・2002

    

国指定までの記録

昭和27年6月 7日
 国の無形文化財選定
昭和39年4月12日
 ちゃっきらこ保存会設立
昭和40年5月14日
 県指定重要無形文化財に指定
昭和46年3月31日
 昭和45年度国選択民俗芸能に選定
昭和51年5月  4日
 国指定重要無形民俗文化財に指定

 

参考文献

「国指定重要無形民俗文化財    「ちゃっきらこ」解説」
昭和55年3月31日
ちゃっきらこ保存会発行
「チャッキラコ」解説
三浦市教育委員会
社会教育課 文化財保護係